沿革history

大正、昭和、平成、そして令和…。激動する時代の中、近代日本の歴史とともに、
明治鋼業は自らの道を歩み続けてきました。
創業100周年を迎え、更なる未来へと向かう明治鋼業。その軌跡をご紹介します。

チャレンジの時代誕生高度成長期

1948年(昭和23年)頃は、亜鉛、トタン、クギ、針金など建築資材が中心でしたが、
1955年(昭和30年)代になると、全国で建築熱が活性化する中、
鋼材や縞板、冷延鋼板なども広く扱い始めました。

高付加価値化による新市場への挑戦オイルショック以降

1970年(昭和45年)に、初のコイルセンターをつくり、表面処理鋼板の専業問屋となる一方、
石油ショックが起き、深刻な不況を迎えました。そこで皆で知恵を出し合い、
亜鉛めっき鋼板をフォーミング加工する条鋼類に参入しました。
フォーミング分野は順調に伸びていき、
1975年(昭和50年)代半ばには中核を担うアイテムになっていました。

次の100年に向けて

1981年(昭和56年)、建築分野で広幅デッキプレートが伸びていることを受けて事業化し、
今日の明治鋼業の基礎がほぼ固まりました。
そして現在、時代の荒波を乗り越えながら、
明治鋼業は次の100年へと前進します。

伝平橋について

1967年(昭和42年)、見明川をまたぐ鉄鋼通り(現若潮通り)に架設された伝平橋は、埋立地第一号の橋です。橋名は東鉄連浦安団地協同組合(現浦安鉄鋼団地協同組合)初代理事長で当社創業者故西山伝平の名から取ったもので、市内唯一の個人名を冠にした橋でもあります。

伝平橋
1923大正12年9月27日
西山伝平が都内荒川に銅鉄商西山伝平商店を創業
1939昭和14年11月
合名組織に改め、西山合名会社となる
1948昭和23年6月
西山合名会社の卸部門を分離独立し、明治鋼業株式会社を設立
1970昭和45年5月
浦安第一工場開設
1972昭和47年7月
新社屋を岩本町に建設
1973昭和48年11月
西山晃 代表取締役に就任
1974昭和49年12月
浦安第二工場開設
1977昭和52年3月
軽量形鋼ロールフォーミング生産開始
1980昭和55年12月
浦安第三工場開設 広幅製品ロールフォーミング生産開始
1997平成9年1月
合成スラブ工業会入会
1997平成9年6月
合成デッキMA50製造販売開始
1998平成10年4月
仙台リレーベース開始
1999平成11年3月
第一工場プレノッチ付冷間ロール成形機設置
2000平成12年4月
井上憲二代表取締役就任
2004平成16年6月
栃木工場開設
2006平成18年3月
ISO14001(本社、浦安第一工場、第三工場)認定取得
2010平成22年8月
JIS G 3350 一般構造用軽量形鋼 認定取得
2011平成23年8月
仙台出張所開設
2012平成24年4月
MAガードパネル(仮囲い鋼板)製造開始
2014平成26年10月
仙台出張所を営業所に昇格
2015平成27年4月
株式会社アライ技研(埼玉県川口市)を子会社化
2018平成30年11月
栃木工場増築
2023令和5年12月
井上憲二 代表取締役会長 就任
井上雄太 代表取締役社長 就任