技術資料ダウンロード合成許容荷重表

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(1)MAデッキ合成スラブ許容積載荷重表

製品名称 普通コンクリート(FcN/mm2 軽量コンクリート(FcN/mm2
18 21 24 18 21 24
MA50-1.0mm
MA50-1.2mm
MA50-1.6mm
MA75-1.2mm
MA75-1.6mm

※横にスライドさせてご覧ください。

  • 許容積載荷重は、デッキ合成スラブ自重を除いた数値です。

(2)デッキ合成スラブの構成材料

合成スラブ用
デッキプレート
商品記号 MA50・MA75
板厚(mm) 1.0・1.2・1.6
コンクリート 材質 JIS G 3352 SDP2G(F=235N/mm2)
種類 普通コンクリート・軽量コンクリート1種・2種
設計基準強度(Fc) 18・21・24(N/mm2)
山上厚さ(S) 50~100m(100mmを超える部分は耐力計算外
溶接金網
または
異形鉄筋
材質 JIS G 3551
径6-150×150(S < 94mm)
径6-100×100(S ≧ 94mm)
JIS G 3112及びJIS G 3117 D10以上、間隔200mm以下
かぶり厚さ 30mm、床スラブ全面に敷きこむ。
耐火仕様 無被覆耐火合成スラブ 溝広タイプ仕様
注1)
溶接金鋼又は異形鉄筋は、増打ちコンクリートを含むデッキ山上コンクリート断面の0.2%以上の鉄筋量が必要です。

 

(3)デッキ合成スラブの設計

デッキプレート施工時の設計

  • 応力検定σy=1/8・wW・ℓ2/sZ ≦ F
  • たわみ検定(単純支持)ssδy=5/384・wW・ℓ4/(Es・sI)≦ ℓ/180 and 20mm
  • たわみ検定(連続支持)csδy=1/145・wW・ℓ4/(Es・sI)≦ ℓ/180 and 20mm

デッキ合成スラブの設計

  • 応力検定(デッキプレート)sσy=1/8・LW・ℓ2/cZt ≦ F/1.5
  • 応力検定(コンクリート)cσy=1/8・LW・ℓ2/cZc ≦ Fc/3
  • たわみ検定δy=k・n・5/384・eW・ℓ4/(Es・cIn)≦ ℓ/250

ひび割れ拡大防止の検定

  • 応力検定σc=1/12・eW・ℓ2/cZe ≦ 0.62√Fc
  • 鉄筋量検定pt=ar/(S+S0)/10 ≧ 0.20%

梁との接合強度検定

  • 焼抜き栓溶接・打込み鋲接合Qw=1/2・kq・qW・Lx・Ly ≦ Qa(=Ly・qW/dw)
  • 頭付きスタッド接合Qs=0.5・sca√Fc・Ec
    ds=Qs/S/(Fc/10)≧ Ds

記号説明

  • ℓ:スパン
  • Lx:デッキ幅方向柱スパン
  • Ly: デッキ長手方向柱スパン
  • F:デッキプレート基準強度(235N/mm2)
  • Es:鋼材のヤング係数
  • Fc:コンクリートの設計基準強度
  • Ec:コンクリートのヤング係数
  • N:ヤング係数比(=15)
  • sZ:デッキプレート断面係数
  • sI:デッキプレート断面2次モーメント
  • k:変形増大係数(=1.5)
  • kq:標準せん断力係数
  • S:デッキ山上コンクリート厚さ
  • S0:増打ちコンクリート厚さ
  • ar:溶接金網及び鉄筋の断面積
  • cZt:デッキ合成スラブの引張側有効等価断面係数
  • cZc:デッキ合成スラブの圧縮側有効等価断面係数
  • Qw:焼抜き栓溶接または打込み鋲の短期許容せん断耐力
  • Dw:焼抜き栓溶接または打込み鋲の接合間隔
  • Qs:頭付きスタッド耐力
  • sca:頭付きスタッドの断面積
  • Ds:頭付きスタッドの接合間隔
  • wW:固定荷重+施工時荷重(1,470N/m2
  • LW:固定荷重+全積載荷重
  • eW:積載荷重+仕上げ荷重他
  • qW:固定荷重+地震時荷重

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