明治耐火屋根デッキの許容荷重

明治耐火屋根デッキの設計

1. 構造設計は、(社)日本鉄鋼連盟編「デッキプレート床構造設計・施工規準-2018」及び㈳日本金属屋根協会「鋼板制屋根構法標準　SSR2007」による。
2. 風圧力算定は、平成12年5月31日建設省告示第1458号による。
3. 屋根形状は陸屋根で、閉鎖型の建築物を原則とする。
4. 負圧風荷重（吹上荷重）検定のために屋根固定荷重及び積載荷重は考慮しない。

デッキ屋根設計用荷重

※横にスライドさせてご覧ください。

*1)

G：固定荷重　P：積載荷重　S：積雪荷重　W：風圧力

*2)

多雪区域は特定行政庁が指定

長期設計

• 応力検定σ=1／8・LＷ・ℓ²／Zx ≦ F／1.5
• たわみ検定(単純支持）ssδ=1.5・LC・5／384・LW・ℓ⁴／(E・Ix）≦ ℓ／250
• たわみ検定(連続支持）csδ=1.5・LC・1／145・LW・ℓ⁴／(E・Ix）≦ ℓ／250

短期設計

• 応力検定σy=1／8・sW・ℓ²／Zx ≦F
• たわみ検定(単純支持）ssδy=sC・5／384・sW・ℓ⁴／(E・Ix） ≦ ℓ／180 and 20mm
• たわみ検定(連続支持）csδy=sC・1／145・sW・ℓ⁴／(E・Ix）≦ ℓ／180 and 20mm
• 接合強度検定Qy=1.25・|sＷwn|・ℓ ≦ Qa

積雪荷重

• S=γ・D・μb・Xγ：積雪の単位荷重(積雪量1cmごとに20N/m²以上）
  D：垂直積雪量
  μb：屋根形状係数（=cos(1.5β）1/2））βは、屋根勾配。陸屋根を対象にしているので、μb=1.0
  X：レベル係数（不均等荷重、雪庇、巻垂れ、落雪などの考慮係数）

風荷重

• W(+)=Cp・qCp：正圧ピーク風力係数（=0.5)
• W(-)=Cn・qCn：負圧ピーク風力係数(=-4.3)
  q：平均速度圧（=0.6・Er²・V0²）
  Er：高さ方向分布係数(=1.7・（H／Zg）^α）
  H：屋根平均高さ
  Zg：地表面粗度による係数（I：250、II：350、III：450）
  α：地表面粗度による係数(I：0.10、II：0.15、III：0.20）
  V0：基準風速

たわみ補正係数

接合強度（Qa）

MAデッキ(KN/m)

V50デッキ(KN/m)